新たな事業の柱に!未来に投資する戸建賃貸ビジネスとは? | 株式会社LIFE QUARTET

2024.10.11

新たな事業の柱に!未来に投資する戸建賃貸ビジネスとは?

新たな事業の柱に!未来に投資する戸建賃貸ビジネスとは?

不動産投資の新しい選択肢、戸建賃貸ビジネス

住宅市場の変化に直面する工務店や不動産会社。新たな収益の柱を探している経営者も多いのではないだろうか。戸建住宅の需要低下、競争激化、そして景気の不透明感。これらの課題に対する革新的な解決策として、注目を集めているのが戸建賃貸ビジネスだ。

従来の建売や分譲とは一線を画すこのモデルは、安定した需要と多様な収益機会を提供し、さらには長期的な顧客関係構築にも貢献する。なぜ今、業界のトップランナーたちがこのビジネスに注目しているのか。そして、各社がこの新しい波に乗ることで得られるメリットとは一体何なのだろうか。


今、戸建賃貸が注目される理由

新たな事業の柱に!未来に投資する戸建賃貸ビジネスとは?

戸建賃貸とは、一戸建ての住宅を賃貸物件として提供するビジネスモデルである。従来のアパート経営とは異なり、広い空間や高いプライバシーを確保できるのが特徴のひとつ。現代の住宅ニーズに合致しており、かつ供給が需要に追いついていない新しい市場として、不動産投資に新たな可能性をもたらしている。

 

住宅価格の高騰

近年、都市部を中心として、住宅価格が急上昇している。この結果、特に若年層や子育て世帯にとって、住宅購入のハードルが著しく高くなっているのが現状だ。このような層に対し、戸建賃貸であれば比較的低い初期費用でマイホームに近い居住環境を提供できる。住宅購入を諦めざるを得ない人々にとって、魅力的な代替案となっているのだ。

 

ライフスタイルの多様化

現代社会では、個人の価値観や生活様式が多様化。テレワークの普及により、自宅で過ごす時間は増加し、より広い生活空間へのニーズが高まっている。また、ペットと暮らしたい、ガーデニングを楽しみたいなど、個々のライフスタイルに合わせた住まい方を求めている人も多いのではないだろうか。戸建賃貸は、こうした多様なニーズに柔軟に対応できる住宅形態として、注目を集めている。

 

世帯数の増加

日本では少子高齢化や晩婚化の影響により、一世帯あたりの人数は減少傾向にある一方で、単身世帯や夫婦のみの世帯、ひとり親世帯が増え、全体の世帯数は増加している。戸建賃貸は、大小さまざまな間取りの物件を提供でき、多様なニーズに対応が可能だ。そして柔軟に住み替えられる戸建賃貸は、結婚、出産、離婚、子供の独立など、世帯構成の変化にも対応しやすい。


戸建賃貸の高いニーズに対し、供給が極端に少ない

新たな事業の柱に!未来に投資する戸建賃貸ビジネスとは?

ここまで見てきたように、住宅価格の高騰、ライフスタイルの多様化、世帯構造の変化といった社会的要因により、戸建賃貸の需要は着実に高まっている。実際に調査データを見ても、約60%の人々が、プライバシーが守れて広々とした戸建住宅に住みたいというニーズを持っている。これは、アパートやマンションでよく見られる騒音トラブルや狭さなどの不満が背景にあると考えられる。

しかし、この高まる需要に対し、戸建賃貸の供給は著しく不足している。驚くべきことに、賃貸住宅の供給数のうち、戸建住宅はわずか6.4%にすぎない。大半を賃貸アパートやマンションが占めており、戸建賃貸の供給は圧倒的に少ないのが現状だ。

この需要と供給のギャップこそが、戸建賃貸ビジネスの大きな可能性を示している。潜在的な需要は明らかに存在しており、それを適切に掘り起こすことができれば、新たな成長産業として大きな期待ができるのだ。


三方良しの戸建賃貸ビジネスの構造

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潜在需要を堀り起こし、新たな市場を創出する戸建賃貸ビジネス。このビジネスモデルの最大の強みは、工務店・オーナー・入居者の三者それぞれに独自のメリットをもたらす、三者win-winの構造にある。

 

工務店のメリット:新たな営業チャンスと効率的な施工

戸建賃貸ビジネスへの参入は、工務店や不動産会社にとって従来の事業モデルを大きく拡張する絶好の機会となる。これまで注文住宅の顧客として捉えていなかった地主や資産家層に対し、「戸建賃貸のオーナーになりませんか?」という新たな提案が可能に。これにより、長期的かつ安定した建築需要が見込める。

さらに、戸建賃貸の建築プロセスは、通常の注文住宅に比べて効率的だ。オーナーとの打ち合わせ回数が少なく、デザインや仕様の決定にかかる時間と労力を大幅に削減できる。結果として、多くのプロジェクトを並行して進行することが可能となり、建築利益の増加にもつながる。

土地や資産を有効活用したい層とのつながりは、建築後も続く。保険やメンテナンス、将来的なリノベーションなど、長期にわたるビジネスチャンスが生まれるのだ。成功事例をもとに他の地主や資産家への営業展開をすれば、ビジネスの好循環を生み出せるだろう。


オーナーメリット:未開拓な市場で安定した投資を

築古の空き家をリフォームして貸し出すスタイルは一時期投資家の間でも人気を集めたが、新築戸建てであれば高い家賃設定が可能だ。主な居住者はファミリー層などの安定的な属性であり、入居者トラブルも比較的少ない。子供の転校を避けたいなどの理由から入居期間が長期化する傾向にあり、空室リスクも低減される。

そして戸建賃貸は、アパート建設には不向きな狭小地の活用方法としても有効だ。例えば、アパートを建てるには狭すぎる、駅からも遠い実家の土地などが、戸建賃貸なら立派な収益物件となり得る。アパートやマンションに比べて少ない投資額でスタートでき、長期融資によるレバレッジ効果も最大限に発揮できる、投資効率の良さも魅力だ。


入居者のメリット:快適さとメンテナンスフリーの両立

入居者にとっては、戸建ての快適さを賃貸で享受できることが最大のメリットだ。プライバシーの確保、庭や駐車場などの付帯設備、ペット飼育の可能性など、戸建ての魅力を存分に味わえる。

戸建住宅に憧れながらも、メンテナンスの負担を懸念して躊躇していた層にとって、戸建賃貸が理想的な選択肢だ。持ち家で必要となる定期的な補修や庭の手入れなどの煩わしさから解放され、戸建ての魅力だけを楽しむことができる。忙しい現代人のライフスタイルに適した、新しい住まい方といえるだろう。


工務店・不動産会社の新たな収益モデルへ

工務店や不動産会社には、昔からさまざまな相談が寄せられてきた。その中には「相続した土地を有効活用したい」「資産活用を目的として土地を探している」など、戸建賃貸という形で具体化できそうな問い合わせも一定数含まれているだろう。

しかし、多くの企業がこうした相談に対し、適切な提案につなげられていないのが現状だ。戸建賃貸のノウハウや具体的な事業モデルを持ち合わせていないため、潜在的な事業機会を見逃している可能性がある。

この状況の打開策として、戸建賃貸に特化したノウハウを持つネットワークへの加盟が一つの選択肢となる。専門的な知識や経験を持つ組織と連携することで、土地所有者や投資検討者からの相談を多角的に分析し、スムーズな提案が可能になるだろう。

「住宅購入か、賃貸アパートか」という従来の枠組みに加え、「戸建賃貸」という新たな選択肢を提示することで、市場に新たな可能性が生まれる。競合他社に先んじて戸建賃貸という事業モデルを軌道に乗せることは、競争が激しい住宅業界において、差別化を図る一つ方法にもなるはずだ。

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