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2024.06.25
現代の住宅会社にとって、大きな課題となっているのが集客。人口減少で家を建てるお客様が減るなかで、いかに競合他社との差別化を図るかが重要だ。しかし、ブランディングの重要性は認識していても、具体的にはどのようにして差別化を測ればいいのかと頭を悩ませている担当者も多いのではないだろうか。
そこで活用したいのが、タイアップ広告。広告主と媒体が協力して宣伝をおこなうマーケティング手法だ。タイアップ先は雑誌・TVCM・Webサイト・アニメ・漫画・ゲーム・芸能人などさまざま。最近は企業だけでなく、個人単位で大きな影響力を持つインスタグラマーやYoutuberなどのインフルエンサーとのタイアップも積極的に行われている。
代表例としてイメージしやすいのが、化粧品ブランドが美容雑誌とタイアップして、商品の特徴や使い方を紹介する記事を掲載するケース。いわゆる「アニソン」も、CDを売るためのプロモーションとして、音楽がアニメとタイアップした事例のひとつだ。いずれも自然とコンテンツに溶け込んでいるため、いわゆる“広告感”が全面に押し出されることがなく、消費者としても好意的に受け取りやすい。
住宅会社もすでに消費者からの信頼を勝ち取っている雑誌、知名度の高い建築士などとタイアップすることで、効果的なブランディングが可能になる。
タイアップ広告が他の広告と違うのは、当事者ではなく第三者目線で伝える点にある。
自社商品を営業マンが「すばらしい」と勧めるのは、もはや当たり前。自社の想いやこだわりも大切だが、声を大にすればするほど、逆にお客様が減っていくというケースも少なくないだろう。
消費者が求めているのは「第三者の声」だ。好きな芸能人が使っている物がほしい、インフルエンサーが紹介していたので気になる……誰しもそんな経験をしたことがあるのではないだろうか。タイアップ広告では、この「他者を介した情報のほうが信頼されやすい」という心理効果を巧みに利用することで、消費者へ伝えたいメッセージを効果的に届けることができる。
そしてタイアップ広告を活用する最大のメリットが、タイアップ先のもつブランド力や認知度により宣伝効果が増幅すること。
愛読している雑誌のモデルの真似をして、同じブランドの服を買う。この行動の背景には、いつも読んでいる雑誌への親しみ、ファッションセンスへの信頼、モデルへの憧れがある。媒体が長年かけて築いてきた読者との信頼関係があるからこそ、効果的に購買意欲を刺激しているのだ。
住宅会社が自社の魅力を一生懸命訴えたとしても、消費者との信頼関係を築き上げるには長い時間と技術が必要になるだろう。タイアップ広告で、すでに消費者との信頼関係ができている媒体の力を借りることで、長い時間をかけずに消費者の購買行動に強い影響を与えることができる。
1.信頼度が高い
タイアップ広告は、第三者がユーザー目線で発信するため、自社発信で商品の良さをアピールするよりも、ユーザーからの信頼を獲得しやすい。
2.タイアップ先のブランド力を活用
タイアップ広告は、提携先のブランド力や認知度により宣伝効果を増幅させる。例えば、愛読している雑誌のモデルが着用している服を購入する行動は、モデルへの憧れや信頼から生まれる。媒体とユーザーとの信頼関係を活かすことで、消費者の購買意欲を刺激することができる。
3.ターゲット層へのピンポイントなアプローチ
タイアップ広告は、特定のメディアやインフルエンサーと提携することで、ターゲットとするユーザーに直接的にアプローチできる。例えば、住宅会社が建築専門の雑誌とタイアップする場合、建築に興味のある読者に効果的にメッセージを届けることが可能。
4.ブランドの認知度向上
タイアップ広告は、提携先のメディアやインフルエンサーのフォロワーに自社のブランドを紹介するチャンス。知名度の高い媒体との提携を通じて、ブランドの認知度を向上させることができる。
タイアップ広告は、住宅会社がブランド差別化を図り、効果的に集客するための強力な手法だ。第三者目線での情報提供により信頼性が高まり、ターゲット層へのピンポイントなアプローチが可能に。また、タイアップ先のブランド力を活用することで、認知度向上や消費者の購買意欲を刺激する効果も期待できる。これにより、効率的に競合他社と差別化し、成功を収めることができるだろう。タイアップ広告を戦略的に活用して、自社の魅力を効果的に伝え、消費者との信頼関係を築いていきたい。
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