大工からの創業、新築事業を成功させた規格住宅

今回は代表取締役 伊藤 憲 様に導入の経緯や本部のサポートについてお聞きしました。

無垢と塗壁の家づくりがどうしてもしたくて、独立した最初の1棟で、無垢と塗壁にめちゃくちゃこだわって建てたんです。そうしたら結果赤字だったんですね。好きなことをやったらこんなに赤字になるのかと思って。でも無垢と塗壁で家をつくりたい、ガルバリウム鋼板でもつくりたい、この3つは外せないと思っていました。
そんなときにUNSTANDARDの無垢と塗壁の家づくりというフレーズを見つけて、こんな価格で建てられるのかなって。でもその全てを入れてできるということだったので、藁にもすがる思いで加盟しました。

今はネット集客の時代ですが、加盟当初はまだ紙が強い時代でした。反響の取り方も何もわかっていなかったので、当時山本社長に相談したところ、「地域フリーペーパーの一面を使って広告を出しなさい」と。本部で実績がある紙面を送ってもらい参考にし、フリーペーパーに広告を出して、その反響に対してちゃんとアプローチしていったという形ですね。だから問い合わせがあったお客様に対して本気で追客しました。そうしたらどんどん契約が取れていきました。その年は8棟ほど受注できて、前年の4倍になりました。
反響の取り方、営業のやり方も全てを教わり、今は自社の強みをプラスして安定した受注に繋げることができています。

もともと僕が大工なので、手間がかかる内容を提案する事が多かったんですね。でもそれは会社が大きくなればなるほど時間軸で利益がどんどん減ってくるんですよ。
今は規格住宅というベースを社員がやり込んでいるので、とにかく工期が短くなっていくわけですね。本当に利益に特化した経営になってきています。
注文住宅だと毎回内容が変わるので大変ですが、規格住宅はいつも同じ納まりなので現場で打合せがいりませんし、職人もすぐ育ちます。お客様との打合せは事前に終わっているので、現場で話すこともほとんどありません。あとは現場で大工が業者の段取りを全てするので、設計士も現場監督も、営業もいないという人員で年間10棟ほどが成り立っています。

1棟当たりの利益率は10％上がり、お客様にも良いものを低価格で提供できています。
今はお客様の趣味趣向も様々で、受注をいただいたあとにオプションでこだわりたいところにお金をかける人が多いです。良いものを低価格で提案でき、お客様がこだわりたい部分はオプションで対応することで、より満足度の高い住まいを提供できています。

挑戦しないと結局尻すぼみになってしまうので、チャレンジすることが本当に大事だと思います。意地でも1棟取れればもうそれでペイできます。何なら加盟しただけで資材の仕入れが全体的に安くなるので、資材ネットワークを買うだけでもとても価値があります。

新築をやるなら無垢と塗壁、ガルバリウム鋼板で規格住宅でした。なのでUNSTANDARDはやりたいことが初めから全て詰まっていたんです。創業してすぐの導入だったので、その時はUNSTANDARDも始まったばかりで、創業同士みたいな親近感もありました。

本部のサポートも本当に加盟店を応援する・助けるという感覚をとても感じます。例えばセミナーを毎月開き続けることって、加盟店からするとありがたいですけど、本部からするとやってもやらなくてもいいことだと思うんですね。
本部で取り組んでいることも加盟店にすぐ情報共有、実績提供をしてくれます。統計にしても、加盟店の母数って微々たるものですが、本部は数が多い。ですのできちんと統計が取れて、集客の様子であったりというのがダイレクトにわかるんです。それを参考にして自社では統計が取れない数字を知ることができます。例えば反響率、反響単価。そこを教えてもらえるだけでも自社がどういうポジションにいるかというのは比較できます。

これからも一工務店では開発できないデザイン性の高い商品展開と、本部から共有される情報が自社の取り組みにつながるので、これからも近い距離でのサポートを期待しています！

株式会社伊藤建設

HP：https://ito-ken.info/
所在地：愛知県海部郡蟹江町城4丁目203
事業内容：新築工事、リノベーション、古民家再生不動産事業