2023.04.28

長く心地よく住み続けられる、グリッドで考えるサスティナブルな住宅

NONDESIGNGRID_外観

30 年前の家って古い?なら30 年後はどうなってる?

「30 年前の家って住みにくそう」きっと世論の大半はそう思っているだろう。しかし裏を返せば、それは住宅性能が進化しているあかし。自宅時間の増加に伴い、おうち時間を充実させられる間取りや設備をご提案することは今や必須項目になった。しかし、そうなると今の新築も30 年後はどうあるべきなのだろうか。家族のライフスタイルは年月によって変化していく。10 年、20 年、30 年と年月が過ぎたときに、購入時と何ひとつ変わらぬ暮らし はできない。もちろん時間が経てば家の経年劣化が起こり、暮らす人たちのライフステージも変化する。つまり、将来の変化を見 越した「可変性のあるつくり」にすることで、家の構造を大きく変更することなく増築やリフォームを行うことができる。そんな「ライフスタイルの変化に対応する家づくり」をテーマに今回は解説していく。

NONDESIGN GRID_外観

人生は予測できない変化が起こるもの

ライフイベントとステージの変化は大きく「自分の変化」と「世の中の変化」の2 軸がある。自分の変化…子どもの出産による家族構成の変化や、新しくできた趣味、子どもが独立した後の老後の暮らしなど、約30 年の間に家族構成やは大きく変化していく。そこで家族の人数変化を想定し、間取りを調整をする必要がある。 世の中の変化…変わり続けるその時代の新しい生活様式やDX 化・IoT の誕生、また年々増えている二拠点生活、不動産投資 など想定できるものだけでも様々。 さらにそこに“自分らしいスタイル” が交わることにより、住まいは変化し続けるのだ。

NONDESIGN GRID_ダイニング

暮らし方に合わせて変化できるグリッドプランニング

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グリッドプランニングとは、基準寸法(モジュール)で構成された(モジュール化された)グリッド(格子)状の基準線にあわせ て間取りを計画する方法。4.5 帖を基準とし部屋の間仕切りを行うことで、暮らし方に合わせて家に変化を加えることができる。家 の中はもちろん、同じグリッドならリビングにウッドデッキをつけたり、増築をすることも可能だ。さらに1階・2階の主要な柱や壁、 そして区画に対し、上下階をある程度一致させると強い構造体となり、構造体の費用の削減につながる。サイズもあらかじめ決まっ ているため、住宅設備機器や家具のサイズや配置もしやすいメリットも。さらにこの間取りがあれば、いくらくらいの光熱費がか かるのかも想定できる。

NONDESIGNGRID_図面

長く心地良く住み続けられるサスティナブルな住宅

設計にグリッドを導入する場合、柱や壁などの単位を合わせやすくなるため、建材の無駄を省けたり施工の効率を上げられる。環 境に負荷を掛けず、長く心地良く住み続けることができるサスティナブルな住宅は、これからの住まいのあり方とも言える。次世 代までも住み継げる家をつくるには、今だけでなく将来を見つめた計画が不可欠。暮らし方に合わせて柔軟に変化し長く住める、 無駄のない〝家族サイズ〟の家が環境にも優しいのだ。

NONDESIGN GRID_リビング
NONDESIGN GRID_ROOM

住まい方をフレキシブルに変えられる増改築しやすいグリッドの家

既成の家の形に生活を合わせるのではなく、家族に合わせた家をつくることができるのがグリッドの魅力。ライフスタイルや家族 構成によって使いやすい間取りは日々変化していくもの。家族の成長とともに柔軟に変化できる住まいこそ、愛着をもって長く住 めるお家だ。グリッドで作られた家は増改築しやすく、予測できない人生の変化に対応できるサスティナブルな住宅なのだ。

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